ぬるまの風
湿る大気が
急かせる踵
あなた探し
早足になる
見慣れた姿
今は遠くて
縮まらない
距離に怯え
藁にも縋る
一目でいい
もうこれで
これで最後
最後だから
もう二度と
交差しない
あなたと私
生きていく間に、どれだけの人と袖振り合うのでしょう。
一瞬で、目が離せなくなってしまうとか。
背中に触れた指先の感触を、いつまでも忘れられないとか。
キッカケにすら、気付けなかったり。
心で触れ合える人は、きっと一握り。
一握りなんだよ。
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