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2011.02.02

アレがいない!

0202


今日、お友達とランチをした際、

「あ!アレがいない!!」

と指摘をされました。
・・・そうです。ジョンのことです。
(※12月辺りから辿っていただけるとよろしいかと。もしくはこのままスルーで。)


私の指の傷が完治した時、彼は微笑んで私にこう言いました。

「もう僕がいなくても、chieは大丈夫だね。」

私は黙って頷き、彼に悟られないよう、こっそりと涙を拭いました。
その時彼の瞳もまた、うっすらと潤んでいたことに私は気付いてました。

いつもいつもベタベタと一緒にいることが、愛じゃないんだ。
心の中で常にお互いを想い、気遣い、高め合うことが出来ると、私たちは学んだのです。
そうすることでより、誰にも引き裂くことの出来ない“絆”を、手に入れたのです。


私は彼のために、小さな家を用意しました。
ドングリを持ったリスが描かれた、黄色い小箱です。
そこにはカメやカタツムリや、てんとう虫やヘビも、なぜかザリガニの絵もあります。
チョウチョだってトンボだって、飛んでいます。
ちっとも寂しくなんかありません。

そして今もそれは、私の目の前にあります。
その蓋を開ければ、いつだってジョンに会えるのです。


こうしてふたりは、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。


02022


おしまい。

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